議会質問内容

平成30年第2回定例会

 

1 競輪事業について
 (1)250(にーごーまる)競輪についての業界団体の動向と本市の協議状況について

(経済農政局経済部経済企画課)
(経済農政局経済部公営事業事務所)

 競輪事業についてお答えします。 まず、250(にーごーまる)競輪についての業界団体の動向と本市の協議状況についてですが、 業界団体である公益財団法人JKAにおいては、組織内において、専門組織となる「JKA250プロジェクト」を立ち上げたところであり、施設基準や必要なシステムの構築など、競技実施に必要な関連規定等の整備について、本格的に着手しております。
 また、5月に開催された、最高意思決定機関である「競輪最高会議」において、250(にーごーまる)競輪についての施設基準や選手ライセンスなど、個別検討項目についての進め方やスケジュール等が決定されたところです。 現在は、当該「JKA250プロジェクト」と、本市とが、定期的に協議を実施しているところであり、2020年の、(仮称)千葉公園ドームにおける250(にーごーまる)競輪実施に向けた環境整備を進めております。
 なお、3月には国の産業構造審議会 製造産業分科会 車両競技小委員会において、競輪事業の持続的発展のための課題解決にむけて、取りまとめがなされたところであり、地域社会にとっても必要とされる公営競技として、顧客満足度向上、新規顧客獲得等の観点から、スポーツコンテンツとして魅力的な商品として「250KEIRIN(けいりん)」の実施について検討を進めるべきであるとされております。

 (2)250(にーごーまる)競輪についての事業性について、業界団体はどのように判断しているのか。

(経済農政局経済部経済企画課)
(経済農政局経済部公営事業事務所)

 次に、250(にーごーまる)競輪についての事業性について、業界団体は どのように判断しているのか、ですが、 公益財団法人JKAでは、千葉競輪における過去の利用者数や経費の実績等をもとに、新競輪場建設費及び旧競輪場解体費用も加味した上で、千葉競輪場における、250(にーごーまる)競輪開催をはじめた場合の収支について、一定以上の開催日数を確保すれば、十分に採算性はあるものと試算しております。
 本市としましては、必要なシステム関連経費等も鑑みながら、収支の黒字幅の拡大に向け、業界団体や選手会等の関係機関とも協議の上、より多くの開催日数確保に向けた調整を実施して参ります。

 (3) 地域活性化の観点からの、施設整備・事業運営等の検討状況について

(経済農政局経済部経済企画課)
(経済農政局経済部公営事業事務所)

 最後に、地域活性化の観点からの、施設整備の検討状況に ついて、ですが、 千葉公園ドームでの事業については、核となる250競輪事業に加え、多目的スポーツ施設として、(仮称)千葉公園体育館の整備を含む、千葉公園エリアの再整備との整合を図っていく必要があるものと認識しております。  運営につきましても、250競輪事業とのバランスを図りつつ、多目的利用によるにぎわいの創出に向け、(仮称)千葉公園体育館との協力や連携が図られるよう、庁内関係課における、連絡・協議の場を設け、定期的に事業の進捗状況等について情報共有を図るとともに、個別の事情に応じて、必要な対応を協議しているところでございます。
 また、事業予定者である日本写真判定株式会社と締結した基本協定において、事業者の努力義務として事業の実施にあたり、市内企業の育成等を図るため、市内企業の活用に努める旨を定めているところであり、引き続き、地域活性化に資する取組みを推進して参ります。

2回目質問
 (1)借上げ開催中における事業収益確保に向けて、具体的に、どのような方策を実施していく予定なのか。

(経済農政局経済部経済企画課)
(経済農政局経済部公営事業事務所)

 競輪事業について、2回目の質問にお答えします。 借上げ開催中における事業収益確保に向けて、具体的に、どのような方策を実施していく予定なのか、についてですが、借上げ開催を行う、松戸競輪場及び川崎競輪場と協議を行いながら、主催レースの集客に向けた各種イベントや広報活動を引き続き実施していく他、ガールズケイリン開催をはじめ、魅力あるレース編成を行う等、千葉公園ドーム整備期間中における、事業収益確保に向けた各種取組みを、包括委託を実施している日本写真判定株式会社とも協議の上、積極的に実施して参ります。